掃除用洗剤などを全部一ヶ所に出して見たら「多すぎ!」。ミニマリスト的には減らしたい。でも用途別洗剤もそれはそれでラク。減らしたい欲求とラクしたい欲求に折り合いをつけながら、使い道や数などを見直しました。
【全部出し】洗剤など全部出してみた
どれだけのモノを持ってるかは、全部一ヶ所に出してみることで分かります。
あちこち散らばってる掃除用洗剤などを一ヶ所に出してみて、改めて多いと感じました。

一ヶ所に集めてみると本当に多いな・・・
ナチュラルクリーニングと市販の用途別洗剤はどう使い分ける?
ナチュラルクリーニングとは?
ナチュラルクリーニングとは、自然界由来の素材を使った掃除のこと。代表的なモノに、
- 【酸性】クエン酸・お酢
- 【中性】アルコール
- 【アルカリ性】重曹
- 【アルカリ性】セスキ炭酸ソーダ
- 【アルカリ性】過酸化ナトリウム
- 【アルカリ性】アルカリ電解水
などが挙げられます。ナチュラルクリーニングは、液性の違いとpH値の度合いで使い分けられています。
市販の用途別洗剤とは?
市販の用途別洗剤は、ナチュラルクリーニング以外に合成洗剤があります。合成洗剤は、石油や油脂を原料とした合成界面活性剤です。
結局ナチュラルクリーニングと用途別洗剤のどっちがいいの?
それぞれにメリット・デメリットがあります。
ナチュラルクリーニングのメリット・デメリット
ナチュラルクリーニングのメリット・デメリットは、
- 【メリット】5種類程度の洗剤だけあれば、家中掃除できる
- 【メリット】5種類程度の洗剤以外持つ必要がないので、数を減らせる
- 【メリット】自然界由来の素材なので、肌や環境にやさしい
- 【デメリット】ガンコな汚れに弱い
- 【デメリット】用途が幅広く、用途別に使用する洗剤が何か覚えておく必要がある
- 【デメリット】用途が幅広く、用途別に使用する割合を覚えておく必要がある
- 【デメリット】クリーム状にしたり、液状にしたり、自分で加工する必要がある
などあります。

市販の用途別洗剤のメリット・デメリット
市販の用途別洗剤のメリット・デメリットは、
- 【メリット】種類が豊富
- 【メリット】洗浄力が高い
- 【メリット】用途別に形状特化されて使いやすい形になってる
- 【デメリット】数が増えてしまう
- 【デメリット】肌や環境にやさしくない
- 【デメリット】「塩素系」は用法を間違うと危険
- 【デメリット】「塩素系」は刺激臭が強い
などが挙げられます。
結局どっちがいいの?
それぞれのメリット・デメリットを踏まえ選ばなければなりません。
最も理想的なのは「ナチュラルクリーニングオンリー」。安心安全で最小限の種類だけで家中掃除が可能だからです。
しかし、掃除が習慣化されていないとちょっと大変。
ガンコな汚れがが発生しないくらい掃除が習慣化されていればナチュラルクリーニングだけで済みますが、そうでなければ洗浄力の高い用途別洗剤にお世話になった方がラクです。
また、家中の掃除方法を頭に中に覚えていられるだけ習慣化されていれば問題ないですが、そうでなければ用途がはっきりしてる用途別洗剤にお世話になった方がラクです。
だからと言って、「市販の用途別洗剤だけ」は洗剤類の数が多すぎることで使いこなし・使い切るのも大変です。また、数が多すぎで収納関係にも問題が出てきます。
よって、私がオススメするのは、「市販の用途別洗剤の代用にナチュラルクリーニングで対応できるモノは対応し、どうしても市販の用途別洗剤がラクならそれらを使う」と、両方を使い分ける方法です。
「いいとこ取り」しつつ洗剤類を減らしていく過程を今後も報告していきます
「結局どっちつかずかーい!」とツッコミ入れられそうですね(苦笑)。
冒頭で紹介したように私が実際持ってる洗剤類の数は、ミニマリスト的にはうんざりする量で減らしたい欲求があります。
どうにか減らせないか、実際に数を減らす過程を今後も報告していきたいと思います。
除菌スプレーはアルコールとアルコールフリーの2種類で使い分け
手持ちの除菌スプレーは、パストリーゼのボトル、ストック分ボトル、除菌アルコール78のボトル、A2Careのボトル、ストック分袋。ストック分を含め、5つもあるのは持ちすぎ!
ということでどうにか1本化できないか考えました。
結果はアルコールスプレーのパストリーゼとアルコールフリーのA2Careを使い分けていくことに。はい、今のところ1本化は断念しました。
除菌アルコール78を使い切るためせっせとスプレーしまっくてる最中です。
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【違いと使い方】パストリーゼ、除菌アルコール78、A2Care
パストリーゼ、除菌アルコール78、A2Careのスプレーボトル3本を持っていますが、ミニマリスト的には1本化したいところ。1本化できないか、それぞれの違い、使い方を調べました。
洗濯槽洗浄はナチュラルクリーニングでOK
洗濯槽洗浄しなくて済む洗濯機もあるみたいですが、うちで使ってるのは必要ですね。汚れのわかめ、ピロピロが出てくるので2、3ヶ月1回洗濯槽洗浄しています。
これまでは用途別洗剤の「洗濯槽クリーナー」を使っていましたが、ナチュラルクリーニングの「酸素系漂白剤(過酸化ナトリウム)」だけで問題なさそうだと分かりました。
先日「洗濯槽クリーナー」を使い切り、ナチュラルクリーニングに切り替え作業が完了しました。

最後に残ってた洗濯槽クリーナーを使って洗濯槽洗浄
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洗濯槽クリーナーをやめて酸素系漂白剤を代用し1本化
洗濯槽洗浄に専用のクリーナーを使っていましたが、酸素系漂白剤で代用できることに気づきました。洗濯槽クリーナーと酸素系漂白剤の違いや使い方をまとめました。
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酸素系漂白剤の詰め替えは注意が必要
酸素系漂白剤を別の保存容器に入れ替える際は、完全密封容器は厳禁です。完全密封にならない容器を選ぶ必要があります。
重曹と掃除用お酢は手放し完了
クエン酸の代用にお酢が使えますが、重曹と共に使い道が排水口掃除だけでした。
今後買わなくてもいいや、と排水口掃除に全部使って手放し完了。
今後は重曹、掃除用お酢は持ちません。
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【重曹とお酢を処分】排水口掃除は代用品を使って掃除する
排水口掃除のためだけに、重曹とお酢を持っていました。その割に期待するほど効果を感じられず、普段は用途別洗剤を使って掃除しています。重曹とお酢を掃除に使う他の方法が思い浮かばず、手放すことに。
重曹を使い切ったので、ふきんは酸素系漂白剤だけ使って除菌漂白する
重曹と酸素系漂白剤を使ってキッチンふきんを煮洗いしてきました。
しかし重曹を使い切り手放したことで、煮洗いをやめ、酸素系漂白剤だけのつけ置き洗いに切り替えました。
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【酸素系漂白剤を使って除菌・漂白】ふきんをつけ置き洗いする方法
キッチンのふきん(リネンクロス)は、重曹と酸素系漂白剤を使った煮洗いをしていました。重曹を手放したので、酸素系漂白剤だけのつけ置き洗いに切り替えることに。酸素系漂白剤のつけ置き洗いだけで、清潔に保つか ...
クエン酸は今後も使用
昔、加湿器のクエン酸洗浄をずいぶんサボって、カルキ付汚れ取りにかなり苦労したので、定期的にメンテナンスしています。
クエン酸使用目的は加湿器洗浄だけですが、サボれないため今後も所有していきます。
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【クエン酸を使う】象印スチーム式加湿器を洗浄する方法
象印のスチーム式加湿器を愛用しています。電気ポットそのものの形状なのでメンテナンスがラク!1〜2ヶ月に1回、白くこびりついたカルキを落とすメンテナンスが必要です。やりかたはとても簡単。その方法をまとめ ...
クエン酸の代用品「ポッカレモン100」は今後も使用
電気ケトルも加湿器クエン酸洗浄同様のメンテナンスが必要です。
ただ電気ケトルは口に含むモノになるので、クエン酸使用に躊躇し、クエン酸代わりに「ポッカレモン100」を今後も使用していきます。
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【クエン酸洗浄】ポッカレモン100で電気ケトルを洗浄する方法
加湿器洗浄の記事でも紹介したように、カルキ除去にはクエン酸を使用します。電気ポットや電気ケトルのカルキ汚れにもナチュラルクリーニングのクエン酸や専用のクエン酸を使います。しかしあえてポッカレモン100 ...