一生モノは幻想？10年先も使い続けたいモノ

一生モノって呼ばれるモノと出会いたいですね！

だってずっと大切にして使うってことだから、もう物欲にも悩まされない！

私も一生モノと思って買ったモノもたくさんありました。

でも振り返ってみると、一生モノってほとんど存在してません。いろんな理由ですでに手放しています。

なんで？

この記事では、①一生モノは幻想か？②一生はムリでも10年先も使い続けたいモノを紹介しています。

一生モノは幻想？

一生モノは辞書で「生涯に渡って使い続けることができる品。長く使える良品」と定義されてます。

私は、自分ごとに落とし込んで考えると、「一生モノはない」と思っています。

私自身、「これは一生モノ！一生使い続ける！」と思って買ったモノがあります。

でもさまざまな理由でそのほとんどを手放しています。

もちろん気持ち的には、これからもずっと使い続けたいと思ってます。

一生モノはないと思いつつ、長年愛用してるモノ、これからも使っていきたいモノについて、紹介したいと思います。

10年先も使い続けたいモノ

住まいの環境、モノの選び方の基準。

価値観は変化し続けています。

現在所有してるモノで、これから10年先も使い続けたいモノを紹介したいと思います。

Artek「80Aテーブル」

使用歴1年未満の新顔も新顔！

「欲しい！」と思ってから2、3年、本当にお迎えするかどうか散々悩んでお迎えしたアルテックの80Aテーブル。

使用歴1年未満の新顔の新顔だけど、以前使ってたテーブルの使用歴は20年。

それを考えると、このテーブルも20年、それより先もずっと使っていけると思って「10年使い続けたいモノ」に入れました。

Artek「スツール60」

使用歴1年の新顔

北欧家具の代表選手、アルテックのスツール60。

昔から北欧インテリア好きなのに、意外と使用歴が短い。

実はスツール60と出会う前、SANAAのラビットチェアと出会い10年ほど持っていました。

「サブで使うスツールやチェアは2つも要らない！」

「スツール60をお迎えするにはラビットチェアを手放してから」と決めてました。

ラビットチェアをなかなか手放せず、スツール60の使用歴が短いんですよね。

ラビットチェア使用歴10年を考えると、スツール60も10年使い続けられると思ってます。

アングルポイズ「デスクランプ type75 ミニ」

一目惚れしたのは30年前！使用歴は3年

3年前にお迎えしたアングルポイズのデスクランプ。使い勝手向上のために、フロアランプにカスタマイズしています。

実はアングルポイズのデスクランプとの出会いは約30年前。映画『トイストーリー』一作目が劇場公開されたときです。

ピクサーのオープニングにアングルポイズをモデルとしたデスクランプが登場します。

これがめっちゃキュートでお気に入りに！

ただ長い間、ピクサーのオープニングのデスクランプにモデルが実在してることを知りませんでした。

5、6年前にその事実を知ってから、「いつかお迎えしたい！」と、ようやく3年前にお迎えしています。

ARABIA「アークティカ・ティーカップ&ソーサー」

使用歴10年以上

アークティカのティーカップ&ソーサーと私の付き合いはちょっと変則的。

はじめて手に入れたのが2011年、1客だけ購入しましたが、割ってしまい手放しています。

当時、アークティカのティーカップ&ソーサーは日本国内で手に入りにくいモノでした。

そこでしばらくネットで探して、個人運営のオンラインショップで4客セットを購入しました。

1客あれば十分だったんですが、セット販売しかなかったので、4客持っています。

と言っても長年使用してる間にまた1枚割ってしまってるので、複数買っておいて良かったと思っています。

北欧ブランドARABIAの中では珍しい曲線的なデザインのアークティカ。

コーヒーカップはあってもティーカップの種類も少ないので、大切に扱っています。

ARABIA「ファクトリーマグ」

所有歴18年・使用歴5年ほど

ファクトリーマグは、アラビアのファクトリーショップでしか販売されてないマグカップ。

フィンランドのアラビア工場が2016年に閉鎖されたことで、すでに製造されてないレア中のレアアイテムです。

私は2006年にヘルシンキに一人旅して、そのときアラビア工場で2個買っています。

しかし、当時はまだミニマリストに目覚めてなくて「使うのがもったいない」と、所有してることに満足して使っていませんでした。

現在は「使ってこそ価値がある」と、毎日使用しています。

ストック分があると言っても割らないように、これから先も大切に使っていきたいと思ってます。

ARABIA「24h Avec」

かもめ食堂で一目惚れ！使用歴15年ほど

北欧好きなら一度は観てるでしょう、映画『かもめ食堂』（2006年）。

私も劇場公開時、観ています。というか、鑑賞1週間後にヘルシンキに一人旅に出てます。

ただ、この映画に登場したアラビアの食器「24h Avec」のブルーのプレートに一目惚れ。

現地で購入できずしばらくしてから国内で手に入れました。

正確な購入履歴が残っていませんが、2010年前後に手に入れてるので、約15年使用しています。

こちらは「使うのがもったい」と思わず、ガンガン使っています。

BIRKENSTOCK　「EVAボストン」

自分で修理して使い続けてる廃盤品！使用歴3年ほど

私は軽い外反母趾・親指が一番長いエジプト型の足です。

外反母趾・エジプト型にちょうどいいのがビルケンシュトックの靴。

以前はいろんなモデルを履いていましたが、ミニマリストに目覚めて、靴を厳選に厳選して、雨の日でも履けるEVA素材のボストン一択に。

コロナ禍初期のころに、EVAボストンが廃盤になってしまいました。

これは困った・・・靴選びは慎重に慎重を重ねて選んだので、今更ほかの靴を履きたくない。

現在履いてるモノは廃盤を知ってからずっと履いてるモノ。

自分で修理しながら一生涯使うつもりで手入れしています。

【まとめ】一生モノはないけど、10年先も使い続けたいモノ

お気に入りのモノを見つけてずっと使い続けたい。

そう思っても何らかの理由で、手放してしまうものです。

私自身、「お気に入りのモノ+10年以上使ってるモノ」は少ないです。

だからこそ、これから先もモノ選びは厳選して、長く愛用できるモノを選びたいですね。