【賃貸DIY】フロアタイルって大変?6畳の部屋に実際に敷いてみた
こんにちは、ミニマリストくしな(@947planet)です
フロアタイルっていい?
賃貸の床の印象を変えたいなら、大判ラグなどもいいですが、床DIYしてみるのもいいですね。
私はフロアタイルを敷いて、お部屋の印象を変えることにしました。
この記事では、①クッションフロアとフロアタイルの違い、②フロアタイルの設置方法の違い、③私がフロアタイルを選んだ理由、④実際に敷いてみた感想をまとめています。
- 賃貸で床DIYを考えてる人
- フロアタイル設置のリアルな感想を知りたい人
床リメイク材はどれがいい?
賃貸で床DIYするならどのリメイク材を使うのがいい?
クッションフロアとフロアタイルの違い
賃貸で使える床リメイク材の選択肢は主に、クッションフロアとフロアタイルの2つ。
それぞれにメリット・デメリットがあるので、その特徴から自分にあった方を選ぶといいですね。
クッションフロア | フロアタイル | |
---|---|---|
値段 | お手頃価格 | 値段が高い |
重さ 持ち運びやすさ | 素材が軽い 持ち運びがラク | 素材が重い 持ち運びが大変 |
硬さ | 柔らかい クッション性がある | 表面が硬い 厚みがある |
デザイン性 | プリント柄が安っぽい | 高級感がある |
ズレ問題 | そのままだとズレる 貼り付け作業が必須 | ズレにくい カット作業が大変 |
カビ問題 | カビ対策は必要 | カビの心配が少なめ |
あとでちゃんと理由を書いてますが、私はフロアタイルを選びました。
フロアタイルの設置タイプの違い
フロアタイルは設置方法で何種類か違いがあります。
「置くだけ」「粘着式(シール式)」「はめ込み式」のメリット・デメリットから自分に合ったモノを選ぶといいですね。
置くだけ | 粘着式(シール式) | はめ込み |
---|---|---|
フロアタイルの中で一番初心者向け | フロアタイルの中で一番手間がかかる | 設置・取り外しに少し手間がかかる |
横滑りはする 上からの圧力からはズレない | シールで固定するのでズレにくい | はめ込んで固定するのでズレにくい |
取り外しや再配置しやすい | 賃貸で使用するならマスキングテープ必須 |
あとで詳しく書いてますが、私は置くだけタイプのフロアタイルを選びました。
私が「フロアタイル・置くだけタイプ・ホワイト系大理石調」を選んだ理由
私が購入したのは、「賃貸で暮らす。」の置くだけタイプのホワイト系大理石調フロアタイル(厚さ4mm)です。
私がフロアタイルを選んだ理由
- やわらかいクッションフロアが好きじゃないから
- カビ問題は死活問題
- 安っぽい柄がイヤだったから
私の6畳の部屋は硬い材質のフローリング。
そしてキッチンやバス・トイレのある通路側の床はやわらかめの素材です。
たぶんこっちはクッションフロアかな
それぞれのメリット・デメリットを感じています。
そうすると、
- 6畳の部屋にやわらかクッションフロアは好きじゃない
- カビ問題がフロアタイルの方が問題少なそう
- フロアタイルの方が高級感がある
ということでフロアタイルを選びました。
私が置くだけタイプを選んだ理由
- 一番設置作業の手間がかからないから
- 全面敷いてしまえば、ズレの心配もなさそうだから
私は短気で、めんどくさがり。DIYも苦手なので、フロアタイルの中で一番ラクなのが置くだけタイプ一択でした。
それでもズレ問題は気になるところ。
調べてみると、横滑りは気をつけないとダメらしいけど、全面敷いてしまえば、とくに気になるほどではないそう。
なので、他の選択肢を選ばず、置くだけタイプにしました。
私がホワイト系大理石調を選んだ理由
- インスタで見つけた「理想の部屋」の床が白系大理石調だったから
- 大理石調が非日常感を演出して垢抜けた部屋に見えるから
私は北欧インテリアを目指した部屋づくりをしています。
「だったら、床も木目調がいいんじゃない?」ってことで、最初は木目調を探してたんですが、なかなか「コレ!」っていうのが見つからなくて。
それにインスタで「理想の部屋」として探した写真の床デザインをチェックしてたら、大理石調やモルタル系が多かったんですよね。
大理石調は白、モルタル系はグレーが多かった印象です
この時点で、木目調より大理石調やモルタル系に心惹かれていました。
次はインテリア理論の視点から。
私はブログ「様子のおかしいインテリア店」のインテリア理論に感銘を受け、カジマグ理論をベースにお部屋づくりしています。
お部屋の要素は『リラックスとプレッシャーの割合を2:1にする』
その『プレッシャー1』は、『個性』と『ハレ』で表現する。
ハレのプレッシャーとは、すなわち『存在感のある非日常』。
【お洒落のわからせアイコン】=モダンインテリアを作るなら『ツヤツヤ』『大理石』|【スタイル解説-modern】
ブログ記事やYouTubeの動画からも、
- 木は北欧インテリアのリラックス要素
- 大理石はモダンインテリア全体の非日常感(ハレのプレッシャー)
- モルタルはインダストリアル・ブルックリン風インテリアの非日常感(ハレのプレッシャー)
と考えて、
- 北欧インテリアを目指すなら木目調だけど、非日常感(ハレのプレッシャー)を足したいから除外
- インダストリアル・ブルックリン風インテリアを目指してないから、モルタル系より大理石調の非日常感(ハレのプレッシャー)を足したい
というわけで、大理石調のデザインを選ぶことに決めました。
ホワイト系を選んだのは、「理想の部屋」の写真でホワイト系が多かったのと、カジマグ理論による北欧カラーは、「白ベース+ナチュラルウッド+グレイッシュ」だったからです。
これでホワイト率が一気にアップ!
フロアタイルを設置してみた
私が購入した「賃貸で暮らす。」の厚さ4mmのホワイト系大理石調フロアタイル(置くだけタイプ)。
設置完了までの感想をまとめました。
やっぱり重い!
とにかく重い!
1枚1.4kg。1箱に18枚入ってるので、1箱約25kg!!
箱ごと持ち運べず、玄関で開封して数枚ずつ部屋に移動させました。
思ってたのと全然違った!
サンプルを取り寄せ「これ!」って決めたんだけど、全然違った!!
実はサンプルでは白一色に見えてたんですが、白とクリーム色のマーブル柄に近い色でした。
サイトの商品ページで確認した当時も白っぽかったんですが、現在はアップデートされたのかちゃんとマーブル色だとわかる状態。
でもこれは正直かなりショックでした。
それでも、とりあえず敷いてみることに。
敷いた後、気に入るかもしれないし、買い直すにしても設置&カットの練習になるだろうと思ったので。
キッチリ設置するためにも経験を積んでおくことにしました。
まずは家具を大移動
実際にフロアタイルを敷いたことのある人の記事や動画など見てると、家具は全部移動させた方がいいそう。
そこで通路に家具を移動させました。
ただ、私の部屋はモノが少なめでも通路が狭いので全部移動させることはできず。
ベッドフレーム、デスク、フロアランプ、ケーブルボックスはそのまま部屋に残りました。
厚さ4mmはカットがめっちゃくちゃ大変!
硬さを求め厚さ4mmの分厚いフロアタイルを選んだんですが、やっぱりカットが大変な作業でした。
設置作業に朝の6時ごろから11時過ぎまで掛かりました。
約5時間ほぼノンストップ作業でした!
カットは30回以上切り込みを入れてもダメ。
力加減によるとは思うけど・・・
30回以上やって、力を入れて折り曲げます。
最後の切り離しはゴム部分をカットするだけだから切り口はキレイめだったんだけどね。
力仕事でもあったので、最後の方は手に力が入らず・・・。
もちろん設置完了後は筋肉痛になりました。
思ってたのと違うデザインだったけど、めっちゃいい!!
写真でビフォーアフターを見てみましょう。
いい!めっちゃいい!!
フロアタイルのデザインが思ってたのと違ってモヤモヤしてたけど、全部敷いてみると意外と良かった!!
白一色の大理石調の床だったら多分クールな感じになったと思う。
でもクリーム色が混じってるおかげで温かみも感じる。
おかげで北欧インテリアの木の温もりと調和が取れてると感じます。
ズレ問題よりスキマ問題
滑り止め加工されてる置くだけフロアタイルだけど、「本当にズレないの?」と数枚並べて確認してみました。
結果は、
- 横滑りは普通にする
- 上からの圧力には全然ズレない
でした。
「部屋の一角に数枚だけ敷く」とかならズレて危なそうですが、「部屋全体」に敷き詰めれば問題なさそう。
ただ、ズレて危ないというより、ほんのちょっとしたスキマがめっちゃ気になっています。
DIYが苦手。フロアタイルのカット作業もはじめて。
カットで生じた本当にほんのちょっとのスキマがあちこちあり、「そこにホコリとか溜まらない?」って気になってしまいます。
あと、デスクの椅子周りはズレやすい(スキマが目立ちやすい)と感じます。
椅子の移動で横滑りするんだと思う
これは今後気をつけていかないといけないかな。
【まとめ】実際にフロアタイルを敷いてみたまとめ
- 「フロアタイル・置くだけタイプ・ホワイト系大理石調」を敷いてよかった!
- 思ってたデザインと違ったことに最初はかなりショックだったけど、全面敷いてみたらむしろ良かった!
- 6畳の部屋に敷くなら6時間前後はかかる
- 厚みあるフロアタイルのカットはめちゃくちゃ大変!
- 筋肉痛は覚悟の上
- 達成感がある
- 垢抜けた部屋になった!
- ほんのちょっとのスキマにホコリが溜まらないか気になる
総合的にフロアタイルを導入してよかったと思います。
大変だったけど、雰囲気がガラッと変わって大満足です。