読書好きミニマリストの本の選び方・探し方。読書時間をムダにしない読書術も紹介します。
いろんな本がたくさんあって、何を読めばいいかわからない
こんにちは、年間500冊本を読んでるミニマリストくしなです!
「本を読んでみたいけど、何を読めばいいのかわからない」という声を耳にすることがあります。
私は、AIレコメンド機能やSNS読書家垢のおすすめから本を探すことが多いです。
膨大な書籍の中から、「気になった本」って言ってもよくわからなくなっちゃうと思います。
そこで今回は、①フォーマットの選び方、②本の選び方・探し方、③読書時間をムダにしない読書術を紹介します。
- これから読書したい人
- 本の選び方がわからない人
紙本・電子書籍・オーディオブックのメリット・デメリット
書籍のフォーマットは、①紙本、②電子書籍、③オーディオブックの3つあり、それぞれメリット・デメリットがあります。
- 読んでる感が強い
- 所有権がある
- 収納スペースが必要
- 劣化する
- 収納スペースが必要ない
- いつでもどこでも買える
- 読み放題サービスがある
- 拡大・検索機能がある
- デバイス必須
- 所有権がない
- 他の作業しながら読書できる
- 語学学習に最適
- 聴き放題サービスがある
- 種類が少ない
- 単価が高い
いつくかポイントを紹介します。
所有権と利用権(閲覧権)
勘違いしてると後々後悔するかも知れない「所有権」の話。
電子書籍とオーディブックは、「所有権」でなく「利用権(閲覧権)」を買ってるだけです。
そのためアカウントの凍結や削除、プラットフォーム(AmazonのKindleなど)自体が終了した場合、これまで購入した本が全部読めなくなってしまうリスクがあります。
Sony Reader StoreやBookLive! (現HONTO)のサービス終了時のごたごたは記憶に残ってますね
一番大手のAmazonのKindleが終了する未来は見えませんが、確実に手元に本を残しておきたいなら、紙本がベストです。
読み放題・聴き放題
電子書籍・オーディオブックには定額料金で提供されてる本をいくらでも読める読み放題・聴き放題サービスがあります。
Kindle Unlimitedや楽天マガジン、Audibleとかね
あくまでサービス内の提供されてる本が対象のため、世にあるすべての本が読み放題・聴き放題で読めるわけではありません。
オーディオブック自体が昔よりは数が増えたもののまだ種類が少ないと感じます。なので、聴き放題サービス「Audible」対象のオーディオブックもまだ少ないです。
読み放題・聴き放題をはじめて利用するときは、無料期間が設けられているものなので、自分が読みたい本がたくさんあるかどうか確認してみてください。
とにかく「読む」のが好きな人なら、定額料金分のもとをとるのは一瞬なので、読書好きにおすすめのサービスでもあります。
Kindle Unlimitedをはじめよう
聴く読書
本好きに言わせれば、本はどこでも読めるもの。紙本でも電子書籍でも持ち運んで読みます。
それでも読めない場所があります。
運転中や運動中など他の作業をしてるときです。
他の作業をしながら読書したいなら、ハンズフリーで聴けるオーディオブックが最適です。
あと、語学学習のリスニングは実際に聴いた方が圧倒的に身につくのでオーディブックはよい教材になります。
学生のころにあったらなあ
私の場合
私は電子書籍が10割です。
以前は図書館を利用したり、本屋で購入したりしてましたが、やめました。
図書館通いの習慣が、ステイホーム期ですっかり足が遠くなってしまいました。
紙本は収納スペースの都合上、買い足さないことを決めていました。現在は、所有してた紙本もすべて手放して1冊も持ってません。
オーディオブックは、読書も併用してる作業どっちにも集中力が欠けそうで、手を出してません。
私は「読む」こと自体に価値を見出してるので、電子書籍で十分です。
本の選び方・探し方
ここからは、本の選び方・探し方についてまとめました。
最初に何を読みたいか悩んでるときって、「自分好みの本を選ぶといいですよ」って言われてもわからないですよね。
ちょっとズレる話ですが、私は雑誌や企業系のおすすめ本は刺さらないタイプです。
出版業界が売りたい本であって、自分が読みたい本じゃない、一般受けを狙いすぎって感じてしまうんですよね。
でもブロガーやSNS読書家垢のおすすめ本は参考にしています。
そもそもそのブロガーや読書家垢は、自分と好みが似てるから購読したりフォローしてるので、相性がいいわけで。
それにプラスしてAIレコメンドも活用しています。自分好みに調整しておすすめしてくれますからね。
では、私がおすすめする本の選び方・探し方を詳しく紹介していきます。
- AIレコメンド
- SNS読書垢
- 自分で探す
AIレコメンド
自分でキーワード検索するより、AIレコメンド機能を使うと、次から次へと本を紹介してくれるので、ラクに本を探せます。
Amazonの販売サイトを例にすると、ページの最後の方にレコメンド欄があります。
- 「この商品を買った人はこんな商品も買っています」
- 「次に読むものを見つけよう」
- 「読書履歴に基づくおすすめ」
このあたりのレコメンド欄は、自分の好み・関心と似た本を紹介してくれるので、探しやすいです。
SNS読書垢
読書好き、読書家、本屋のSNSアカウントを活用するのも便利です。
とくにX(Twitter)、Instagramがおすすめ。
X(Twitter)は基本的に短文と少数の画像で発信するツールです。なので、本の要約を絞って絞って紹介されています。
表紙の写真も一緒に投稿してることも多く、文章と写真・画像を読んで興味があるかどうかパッと判断できます。
販売サイトへのリンク付きで紹介されてれば、すぐに販売サイトに飛べますしね。
Instagramは基本的に写真で発信するツールです。書籍の表紙がドドンと紹介されるので、ジャケ買いに適しています。
詳しく内容を知りたかったらキャプション部分を読めばOK
発信者が生身の人間ですから、その人の好みの傾向で読書してる可能性が高く、その人が紹介してる他の本も刺さることが多いです。
最初の方に、私は雑誌など企業側のおすすめは刺さらないと書きました。でも本屋は別。
各店舗や店員さん視線で独自に紹介してることが多いので、更新頻度は高く、いろんなジャンルの本を紹介してくれます。
自分の好み・関心が今ひとつわかってないときや、新しいジャンルの本と出会いたいときはおすすめしたいですね。
自分で探す
最後に自分から探しに行って本を選ぶ方法。
ここでは検索エンジンや販売サイトの検索欄を前提にまとめています。
自分の好きなモノ、関心のあるキーワードで検索して、そこから選び抜きます。
ほぼほぼ探してるジャンルからズレずにタイトルを見つけていけます。
ただ、検索結果の表示順ってほぼ変わらないんですよね。
AIレコメンドやSNSはどんどん中身が変化して新しい本を紹介してくれます。
しかし、検索ページの表示順は変わりにくいので、何回もスクロールしたりページを移動したり、手間に感じるかもしれません。
電子書籍・読み放題との使い分け
私はKindleとKindle Unlimitedの両方を活用しています。
それぞれの使い分けは以下のとおり。
- 好きな作家さん、作品の本
- Kindle Unlimited非対象でどうしても読みたい本を購入
- 興味のある本を片っ端から読む
まずは読みたい本を探します。
Kindle Unlimited対象作品ならそのまますぐダウンロード。
たまに非対象に変わってしまうので、「読みたかったのに読めなかった〜」ってならないよう、すぐダウンロードしてますね。
Kindle Unlimited非対象の作品は、ひとまず「リスト」に保存。
長くリストに入れて観察してると、セールで安くなったりKindle Unlimited対象になったりすることがあります。
Kindle Unlimited対象に変わったらダウンロードします。
でもどれだけ待ってもKindle Unlimited対象にならない作品もあるので、そういう本はセールやポイントアップ期間を狙って購入しています。
数ヶ月〜年単位で待ってるよ(苦笑)
Kindle Unlimitedをはじめよう
読書時間をムダにしない読書術
本を読みはじめてみると、「なんか違う」「合わないなあ」って感じることがあると思います。
ムリして最後まで読む、隅々まで読む必要はありません。途中で読むのをやめて、次の本に移っていいんです。
なぜなら、時間のムダになってしまうから。
イヤイヤ読もうとしても内容に集中できないし、身につかないから。
というわけで、読書時間のムダを減らす読書方法を紹介します。
- 目次を読む
- 大文字・ハイライト・まとめ部分だけ読んでOK
- そっ閉じOK
- 併読する
目次を読む
目次はその本の伝えたいことすべてが載っています。
まずは目次を読んで全体像を把握する。
なんなら目次で知りたいことを知れたら、もうそこで終わったって構いません。
大文字・ハイライト・まとめ部分だけ読んでOK
本文があまりに長文でうんざりしてしまったら。集中力が欠いてしまったら。
大文字・ハイライト・章の終わりのまとめだけ読むのもおすすめです。
助長なしでその本が伝えたいことが読むことができます。
そっ閉じOK
とにかく合わない本に関しては、途中でそっと閉じて読むのをやめて構いません。
今この瞬間の自分には必要ないだけで、もしからしたら何ヶ月後また読もうと思って読めるかもしれません。
苦痛を感じながら読んでも中身が入ってこないし、覚えて身につきません。
そんな時間はムダになってしまいます。もっと好みの本・関心のある本を楽しく読む時間を増やした方が健全的です。
併読する
そっ閉じするほど苦痛じゃないけど、集中して読めないときもあります。
その時の体調・気分・集中力・時間などで、読めるジャンルが限られることがあります。
なので、10冊ほど併読するのがおすすめ。
いわゆる「読むのに集中力が必要な本」「ボリュームのある本」数冊と、「気軽に読める本」「眺めるだけで十分な本」など倍以上用意するといいですね。
- 読むのに集中力が必要な本・ボリュームのある本・・・ビジネス書・学習書など
- 気軽に読める本・眺めるだけで十分な本・・・小説・マンガ・雑誌・写真集など
まとめ
紙本・電子書籍・オーディオブックの使い分け
紙本・電子書籍・オーディオブックには、それぞれメリット・デメリットがあります。
自分にとって優先度の高いフォーマットを選びましょう。もちろん、併用するの有りですよ。
- 読んでる感が欲しい!収納スペースに悩んだとしても所有しておきたい!→紙本
- とにかく手軽に読めたらいい。万一サービス終了しても問題ない→電子書籍
- 他の作業中も読書したい!リスニングの勉強してる!→オーディオブック
何を読もうか悩んだときの本の選び方・探し方
自分で探す方法もありますが、おすすめ本の紹介から探すと手っ取り早いです。
AIレコメンド機能は、自分好みの本、関心の本をどんどん紹介してくれるので、きっといい本と出会えます。
- AIレコメンドを頼って探す
- SNS読書垢から探す
- 自分で探す
電子書籍・読み放題との使い分け
興味はあるけど普段読まないジャンルは、買って読むのは不安・・・。
そんなときは読み放題で読むのがおすすめ。
途中で「合わない」と思ってそっ閉じしても全体的な損になりにくですからね。冒険しやすいです。
推し活というほどじゃないけど、好きな作品、作家さんに課金する気持ちで、購入するのも良いお金の使い方ですね。
- 電子書籍・・・最後まで読む自信のある本、本当に好きな本
- 読み放題・・・とりあえず片っ端から読みたい、冒険して読みたい
最後まで読まなくてOKな読書術
「読書する」というと、最後まで読まなくてはいけないと考えがち。
でもイヤイヤ読むくらいならスッパリ読むのをやめてしまうのも大事なことです。
だって苦痛な時間を過ごすくらいなら、好きな本を読む時間の方が大切な時間の使い方ですよね。
- 目次を読む
- 大文字・ハイライト・まとめ部分だけ読んでOK
- そっ閉じOK
- 併読する
Kindle Unlimitedをはじめよう