ネスレのカプセル式コーヒーメーカー「ドルチェグスト」を利用し始めるにあたり、公式サイトから申し込めるマシンを無料レンタル出来るカプセルお届け便がお得だったので、マシンを購入せずにレンタルすることにしました。
すでに手放しました。
カプセル式コーヒーメーカーが欲しくなった理由
ハンドドリップにも慣れはじめたものの、実はコーヒーのカフェインに強くなくお腹がゆるくなり易いです。夏の間はまだしも冬はお腹を冷やす飲み物でもあるため避けているコーヒーですが、ミルク系の甘めのものは飲みたくなります。むしろ、高カロリー狙って冬は好んで飲む方です。
ハンドドリップで淹れたコーヒーからカフェオレくらいなら作れるけれどそれ以外のミルク系は作るのが面倒くさそう難しそう、そこまで凝りたいわけじゃない、と言う理由から「だったら市販品を購入して飲もう」と思いました。
最初はスーパーで売られているスティック系の物を飲んでいましたが、内容物に眉を顰めました。あまりにも余計なものが多く入っているため、ちゃんとしたミルク系コーヒーが飲みたくてカプセル式を導入することにしました。
ネスレコーヒーメーカーは大きく3種類
ネスレ社が販売しているコーヒーメーカーのシリーズは3種類あります。
バリスタ | カプセル式ではなくエコパック式 専用コーヒーの種類が少ない |
ドルチェグスト | カプセル式 15種類以上のメニューに対応 |
ネスプレッソ | カプセル式(ドルチェグストのカプセルとは別種類) 20種類以上のメニューに対応 |
ネスプレッソが一番本格的にコーヒーを作れますが、マシンのお値段が高額になっていきます。お手頃価格でそれなりにバリエーションが楽しめるドルチェグストが人気のようです。
私自身、今回はドルチェグストを導入することにしました。
ドルチェグストは本体無料レンタルがお得
さて、ドルチェグスト ジェニオ2 プレミアムを個人で使用する方法は大きく3つあります。「購入」「マシンが無料のカプセル定期便」「マシン無料レンタルカプセルお届け便」の3つです。ただし「マシンが無料のカプセル定期便」は縮小傾向にあるようで、公式サイトトップページから直接リンクが貼られていないので今回紹介は見送ることにします。
というわけで現在自宅用に利用するには「購入」か「マシン無料レンタルカプセルお届け便」のどちらかになります。
購入 | ジェニオ2 プレミアム 9800円 ピッコロ プレミアム 3980円 エクリプス18800円 ドロップ 9800円 |
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マシン無料レンタルカプセルお届け便 (本体代と利用条件) |
ジェニオ2 プレミアム 0円 | 3回以上の継続購入(4回目以降はいつでも解約可能) 1回あたり4箱以上の注文 解約の場合は、マシンを返却するだけ(返送料は自己負担) 解約金なし 紛失などお客様の過失により返却できない場合、マシン代として7800円の支払い 「マシン無料レンタルカプセルお届け便」の申し込みは1人1回限り など。 |
「購入」の場合、現行4種類のマシンから好きな物を選んで購入できますが、マシン代は最低4000円ほどからかかります。カプセル代は定期便を利用すれば購入でもマシン無料レンタルでも箱数に応じて値段は一緒なので、ジェニオ2 プレミアムなら断然無料レンタルの方がお得です。解約して返却する際の送料も4000円もかからないからやはり無料レンタルのほうがマシン代はお得ですね。
ただし、無料レンタルにはいくつか条件があるので注意が必要です。以前あった「マシンが無料のカプセル定期便」に比べればお手軽に始められますが、3回以上・4箱以上の継続購入などが条件になるので始める前にはきっちり条件を見ておきましょう。
個人的にはカプセル式コーヒーメーカーも途中で飽きそうなので、マシンを処分するより返却した方が良いと思い、購入ではなく無料レンタルを利用しました。
ドルチェグスト ファーストインプレッション
意外にデカイ
届いた瞬間「箱デカっ!」と思いました。カプセル箱も6箱プラスプレゼント分もあったので場所を取ります。マシンも箱から取り出し見てみると、前方から見るとそう横幅は大きくはないのですが、後方の水タンク部分が思いの外大きく感じました。

最初に届いた量 大きいです

マシンの箱に入っていたもの

カプセル箱を並べてもなかなか場所を取ります

前から見るとスマート

横から見ると水タンクの奥行が結構ある
コードが短い
話には聞いていましたがコードが一般的な家電製品より短く、1mないです。必要に応じて延長コードを用意する必要があるかもしれません。

測ってみたら約90cmでした
原材料について
コーヒーカプセルは何の問題もありませんが、ミルクカプセルには乳化剤、砂糖が入っています。スティック系に比べると余計なものは入っていない印象を受けますが、それでもやはり、コーヒーショップで飲むミルク系よりは余計なものが入っているな、と感じました。
意外だったのはカフェオレ。粉末ミルクコーヒーでコーヒー豆が入ってないんですよね。他のミルク系はコーヒーカプセルとミルクカプセルの2つカプセルが必要になりますがカフェオレは1つのカプセルで作れるので楽ですがこういうからくりがあったとは・・・。

ラテマキアート

カプチーノ

レギュラーブレンド

チョコチーノ コーヒー系飲み物ではなくココア系飲み物でした

問題のカフェオレ 粉末 ミルクコーヒーです
実際淹れてみた
思っていたより動作音はそれなりに大きい音がします。しかしかなり素早く出来上がるなぁと驚きました。
普段、マグカップは350mlサイズのものを使用しているのでドルチェグストの一杯分に「少なっ!」って思っちゃいました。フレーバーによりますが180〜240mlが一杯分なのでマグカップ半分くらいしか量が無いんですよね。今は水の分量を少し多めにして飲むようにしています。
ただのコーヒーメーカーだと勘違いしてた話
使い始めてから少し経ち、すごく根本的な部分で思い違いをしていたことに気付きました。ハンドドリップが面倒だから自動のコーヒーメーカーが欲しい、ついでにミルク系フレーバーを楽しみたいと言う安易な理由でカプセル式コーヒーメーカーに手を出したんですが、これ、エスプレッソマシンなんですね。今更?!って感じなんですけど本当勘違いしてました(苦笑)。
エスプレッソマシンと言えばデロンギを先に思い浮かべますが、場所も取るしお値段も高いし、メンテナンスも面倒くさそう。そこまで本格的なエスプレッソ系を飲みたいわけでもありません。何よりも手軽に楽しみたい。そう考えるとドルチェグストはかなり優秀なエスプレッソマシンだと思います。
エスプレッソが作れる、カプチーノやラテマキアートなどエスプレッソミルク系が作れる。更にはティーラテやチョコチーノ、抹茶ラテなどコーヒー系以外のものもドルチェグスト1台で作れてしまうのはかなりお得だと思います。
ただし個人的には既に飽きてきた
実はドルチェグストが届いた直後から飽きるだろうな、必要最低分購入して解約するかな、と思っていました。ミルクカプセルの原材料にやや不満があったり、思っていたほど美味しいとも思えなかったり、マシンもカプセル箱も場所をとってしまうのが不満でした。エスプレッソが作れるお手軽マシンとしては優秀だし良いなぁて思うんですが、そこまでエスプレッソに拘ってもいません。ハンドドリップでコーヒーを作って別途クリーマーと牛乳を用意しなんちゃってカプチーノとか作れればそれでいいや、と思ってしまいました。
マシンであっという間に作れる利便性はあっても美味しいと思える・私好みのドリンクが飲めなきゃ意味ないな、と感じ、おそらく必要最低限の条件をクリアした後解約するつもりです。