ライフラインが止まったことを想定し、在宅避難する時に必要になるモノを点検しました。
在宅避難とは?
在宅避難とは、災害が起こった場合も自宅で過ごす方法です。
避難所に避難しても、必ず避難所に入れるわけではありません。
基本的に避難所は、自宅や周辺が危険で住めなくなった方が利用するためです。また、避難所の受け入れ人数には限界があるからです。
自宅が危険な状態でなければ、必ずしも避難所へ避難する必要もありません。マンション住まいの場合、在宅避難が推奨されています。
在宅避難グッズを備える
ライフライン(水道・電気・ガス)が止まったことを想定し、最低3日分、理想は1週間分の備蓄を備えましょう。
水(飲料用と生活用水用)
水は飲料用と生活用水、別々に考えて備えておきます。
ペットボトルミネラルウォーターは飲料用に。ウォータータンクや、ゴミ袋に生活用水を貯めておくことを想定しています。
食料品、飲料
ローリングストックで、食べ慣れてるモノを備えています。
カセットコンロ、ガスボンベ
電気、ガスが通ってない時は、カセットコンロで調理します。
ガスボンベの使用期間は6〜7年なので、ローリングストックしましょう。ガスボンベは火の気ないところで、中身を全部吹き出してから処分します。
非常用トイレ
意外な盲点「トイレが使えない」状況。一人暮らしの場合、30〜50回分をストックしておきましょう。
以前、単なるトイレ故障1日だけでも大変な目に合ったことがあります。生理現象は我慢しようがありません。必ずストックしなければ、と思ったモノです。
モバイルバッテリー、電池
モバイルバッテリーや乾電池を普段使いにしていても、いざという時のためにフル充電にしておきたいところ。そのため多めに予備を備えておくと安心です。
私は普段使いと防災用にモバイルバッテリーは2つ持っています。
防災用は避難リュックに入れたまま、点検時にバッテリーが減ってないか確認して、減ってたら充電するようにしています。
電池は単3、単4を持っています。
懐中電灯・ランタン・キャンドル
停電に備え、光源を備えておきましょう。
携帯ラジオ
スマホなどが使えない状況で情報収集するために携帯ラジオを備えておきましょう。
衛生用品
ライフラインが止まってることを想定すると、水を使わない衛生用品を備えておきたいです。
体調不良で3日ほど洗顔すら出来なかったことがあります。髪の毛や体のベタつきなどの不快感は、ものすごくストレスになります。
水のいらないシャンプーやからだ拭きシート、歯磨きシートなどあると良いです。
使い捨て用品
使い捨て用品は、非常時には強い味方。
洗い物ができないことを想定して、ラップ、紙皿、紙コップ、割り箸、ティッシュなど、ストックしておきましょう。
現金
キャッシュレス社会になりつつありますが、自然災害大国日本において現金は必須。停電中はレジなどが使えないので、小銭を含めた現金を備えておきましょう。
在宅避難グッズも定期的な点検を
食料品だと賞味期限があるので、ローリングストックや定期的に消費する習慣は身につきやすいです。
賞味期限はなくても、使用期限や経年劣化によって買い替えが必要になるモノもあります。
在宅避難グッズも定期的に点検をして、いざという時使えるように備えておきましょう。