ほぼ日手帳で客観的に行動記録を書く「行動日記」をつけ始めて1年以上経ちました。「一体わざわざ何故手書きで毎日同じような行動を書き綴るのか?」。その本当の目的が見えてきました。
「行動日記」とは?
「行動日記」をおさらい。
- 表三郎氏著「日記の魔力」で紹介されてた日記の書き方がベース
- 航海日誌のように行動記録を客観的に細かく書く
- 行動日記を書く目的は、「行動と使用時間の見える化」
「行動日記」の目的は達成済み
行動日記を書く目的は、「行動と使用時間の見える化」です。
実は既に目的達成していました。ほぼ日手帳マンスリーページで「時間の使い方の見える化」に成功していました。
「行動と使用時間の見える化」が習慣化で目的達成
私は「25分作業+5分休憩」のサイクルを回すポモドーロテクニック時間術を用いて暮らしを整えています。ほぼ日手帳マンスリーページで一マス30分と見立て、タスクごとに色分けして「時間の使い方を見える化」しています。
その結果が「時間の使い方の見える化」作業が習慣になり、「行動日記」の目的である「行動と使用時間の見える化」が達成しました。
つまりもうずっと前に「行動日記」を書く目的は達成していたことになります。
▼2021年6月頃に描き方が確立
▼2022年3月はサボり気味だったと把握出来る
「行動日記」目的達成後の目的は「行動をコントロールする」こと
「行動日記」を継続する目的は、「行動と使用時間の見える化」を利用して行動をコントロールすること
「行動日記」の目的を達成してると気づかずに、「自分の行動パターンを把握する」「その日何をしたか・どうしたかを振り返るための手段」と考えながら書き続けて来ました。
しかし、実際のところ、「だから何?」「どう役に立ってるのか?」と自問する日々。既に目的達成したのだから、書き続ける目的が迷子になってても仕方ありません。
そして「なぜ続けられたのか?」「なぜやめようと思わなかったのか?」「なぜスマホアプリではなく手間のかかる手書きで続けられたのか?」などの答えがふっと湧いて出てきました。
自分の行動パターンをルーティン化してムダな行動・時間の使い方をしない・自制するため
もうちょっと具体的に言うと、「時間の使い方の見える化」を描くことで、「サボりぐせ防止」「行動パターンのルーティン化」「食習慣の整え」を達成させる手段ということに思い当たりました。
すでに行動日記の目指すべき目的は果たされていたと気づき、新たな目的が、「行動日記」を活用して、「自分の行動パターンをルーティン化してムダな行動・時間の使い方をしない・自制するため」でした。
「行動日記」の内容を重要視しない理由
本来の「行動日記」の目的は達成済み。新たな「行動日記」を書く目的は、「時間の使い方をコントロールすること」「自制心を身につけること」と決定したお陰で、来る日も来る日も同じような行動パターンを細かく書くことそのものは重要ではないと気付きました。
大事なのはもっとシンプル。サボらず継続して書くと言うこと。
サボらず嫌々でも続けることで自分を律することが出来ます。逆説的ですが、行動がルーティン化してるとサボってないので自分を律していると言えます。私の人生の目的「暮らしを整える」が達成してると実感を持てます。そのため、細かく書く内容よりも、書き続けることを重要視することにしました。
「行動と使用時間の見える化」を利用して行動をコントロールする
「行動日記」を活用して自制心を持って食習慣をコントロールする
自分の行動を律するために細かく行動を書く。これは私の食習慣をコントロールするのに役立っています。
ほぼ日手帳で一マス30分、タスクごとに色分けして塗った「時間の使い方を見える化」は、何にどれだけ時間を使ったかが把握出来ます。
私は「一日4食」が習慣化していますが、日によって活動時間帯が違うため所謂「朝・昼・晩」の時間指定で食事時間帯を管理しづらい環境です。そのため、つい時間感覚が狂って食べ過ぎてしまうこともあります。
しかし、「時間の使い方の見える化」のおかげで、行動別時間間隔を把握出来るようになりました。食事を摂るタイミングを「何時に食べる」ではなく「何時間後に食べる」という視点で捉えるようになり、このやり方が自分には合っていて、順調にダイエットに役立っています。
「ポモドーロテクニック時間術を回す=時間感覚(間隔)そのものがルーティン化」と言えます。
「時間の使い方の見える化」を利用して就寝タイミングを計る
毎日規則正しく同じ起床就寝時刻であればいいのですが、実際のところ、日々数時間タイミングが違う生活を送っています。そのため、「いつ起きればいいのか」「いつ寝ればいいのか」と悩んでしまいます。
そこで手帳の「時間の使い方の見える化」を利用して、「何時に起床就寝」ではなく「一日の活動時間は5段目2マス分(約13時間)」と決めて一日を過ごすと、起床就寝時刻に捉われず、睡眠時間を確保出来るようになりました。
▼5段目2マス分前後が一日の活動量の目安
要は「時間の使い方の見える化」を使って行動することが目的
「行動日記」を書くこと自体が目的のままでは手段の目的化でしかありません。活用することが目的です。
私の場合、サボらず「時間の使い方の見える化」を描いて、時間間隔を把握し暮らしに役立てることが、「行動日記」を書き続ける目的になっています。
現在はダイエットのための食事時間と一日の活動時間に役立っています。今後も「行動日記」を役立たせていければ、と思います。
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行動日記を書き始めて1年の振り返り
ほぼ日手帳で行動日記を書き始めて1年。行動日記を書くことで気づけて良かったこと、もっと活用出来ること、今後の課題等書き出しました。
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