『プラスチック・フリー生活』を読んで以来、モノ選びの基準の一つに「プラスチック製じゃないモノ」にしています。ただ、あまりに身の回りにプラ製があふれかえってるので、完璧な脱プラは無理な話だと割り切り、代替品があるものはそれを取り入れるように考えています。
プラスチック製品の代替品
「素材そのものがプラ製じゃない」と「使い捨てじゃない」の2点をベースにプラ製品の代替品を探すようにしています。安易にプラ製じゃなく紙製だから、と切り替えてもそれが使い捨てならちょっと待ってと立ち止まって考えるべき。資源の無駄遣いにならない選び方も大事。
私が取り入れているモノ
理想は素材そのものが全てプラ製じゃないことですが、身の周りはプラ製に溢れかえり、完全脱プラの難しさを痛感します。
完全脱プラ
素材そのものが全てプラ製じゃないモノです。
【ガラス・シリコン】フレッシュロック→WECK
調味料入れとして使っていたフレッシュロックからガラス製のWECKに切り替えました。
蓋はシリコンキャップに変えました。ガラスの蓋とパッキンを使った場合、開閉に手間取るので別の蓋を使おうとはじめから考えていました。勿論ここでプラ製蓋は却下。シリコンキャップは本体よりお値段する場合もあるけれど、プラスチックフリーの視点から最終的にシリコンキャップに。使い勝手も悪くありません。
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フレッシュロックからWECKへ入れ替え
楽天買いまわりでWECKの必要数を一括で注文。フレッシュロックからWECKに切り替わりました。
【木製】ゴミ箱
家にあるゴミ箱は2つ。どちらも木製のゴミ箱なので完全脱プラが出来ました。ただし、ゴミ袋はプラ製のままです。
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トイレ用ゴミ箱に無印良品「木製ごみ箱」を購入
白い小さいトイレ用ゴミ箱を使っていたけれど。脱プラ計画の一つとして、木製のゴミ箱に替えました。
減プラ
基本的にはプラ製じゃないものの一部分がプラ製になってるモノは案外多いです。
【琺瑯(金属、ガラス質)・プラ】野田琺瑯
キッチンの定番保存容器の野田琺瑯。容器本体は琺瑯製ですが、蓋がプラ製なので完全脱プラではなく、減プラ。
臭いがつかない、汚れが落としやすい、長年のベストセラーなので廃盤になる心配が少ない、シリーズで揃えやすい、などの理由で使っています。電子レンジで使えないことが唯一のデメリットかな?
【繰り返し】カートリッジ→コンバーター
カートリッジもコンバーターも本体はプラ製ですが、コンバーターは繰り返し使えます。
カートリッジも使っているけれど、黒一色だけ。他は全てコンバーターに変えました。
以前、空になったカートリッジをコンバーター代わりに使ってみました。実際使ってみてはじめて気づいたけれど、容器が薄く、劣化が早いようで、数回で破裂してしまい、「コンバーター代わりにはムリ!」と判断。大人しくカートリッジは使い捨てることにしました。

黒2本カートリッジ、青2本コンバーター
【コットン・プラ】プラ製洗濯ネット→コットン製洗濯ネット
ネット部分はコットンですが、ファスナーがプラ製です。
これまでずっと何の疑いもなく100均の洗濯ネットを使用してきました。『プラスチック・フリー生活』を読んでから洗濯ネットがプラ製であることに疑問を持ち、コットン製に変えました。口を閉じる方法がファスナーではなく、巾着のような紐を縛ったりする方法だったり、ファスナーがステンレス製なら完全脱プラも可能だったんですが。使い勝手の良さからファスナー式を選びました。元々コットン製洗濯ネットの種類が少ないので、ステンレス製ファスナーのモノを見つけられず、プラ製ファスナーは妥協せざるを得ませんでした。
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【プラスチックフリー】コットン製洗濯ネットを使用してみました
日用消耗品の洗濯ネット。いつもダイソーで買っていました。年始めに洗濯ネット全部を交換しようとまとめ買いしたけれど、「これ、プラスチックフリーに出来ないかな?」と気付きました。ドイツ社のコットン製洗濯ネ ...
【コットン・リネン・ウール等・化学繊維】天然素材の衣類
コットン100%シャツ、リネン100%シャツ、ウール100%コートなどの衣類を着ています。ただこれらは、環境のことを考えたわけじゃなく、ミニマリストとして私服の制服化をする時、「良いモノ=天然素材」、「永く使えるもの=天然素材」と言う考えから選ぶようになりました。
ただ、場合によっては天然素材以外の衣類でないとダメなモノもあるので、減プラです。例えばコンプレッションタイツは、ナイロン、ポリウレタン製です。履かないと言う選択は私にはないので衣類の完全脱プラは出来ないですね。

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CW-X「コンプレッションタイツ」エキスパートモデルを履いて膝に負担をかけずにウォーキング
ウォーキングと言えど毎日2時間10kmも歩いていたら足に負担が掛かります。膝に軽い痛みを覚えたため、負担軽減にCW-Xのコンプレッションタイツ・エキスパートモデルを導入してみました。
私が取り入れたいと考えているモノ
プラ製から買い替えたいな、と思いつつまだ揃えていないモノです。
【シリコン】スタッシャー
シリコン製フリーザーバッグなので手持ちのフリーザーバッグを全てをスタッシャーにすれば完全脱プラが完成。ただし、様々な理由から併用が落とし所かな、と思っています。
最早キッチンになくてはならないアイテムの一つのフリーザーバッグ。食材を保存する時に大活躍しています。しかし、フリーザーバッグは劣化の関係で一回使い捨て。あまりにも勿体ないし、ゴミになるのも問題。そこでたどり着いたのがシリコン製のフリーザーバッグ「スタシャー」。
プラ製フリーザーバッグと違って洗って何度も使えますが、お値段が可愛くなく全て入れ替えるのも一苦労。使い方によっては使い捨てのプラ製も悪くはないので、併用が落とし所かな?
【繰り返し】蜜蝋ラップ
こちらもキッチンになくてはならないアイテムの一つのラップ。重宝してるけど使い捨ての代表でもあり、ラップのゴミ量が半端なくて困りもの。
代替素材としてシリコンも考えたけど、素材の性質上丸め込むが難しそう。そこでたどり着いたのが蜜蝋ラップ。布に蜜蝋等を塗り込んで何度も繰り返し使えるラップ。しかし蜜蝋ラップ最大のデメリットは熱に弱いこと。レンジで使えないので、蜜蝋ラップを手に入れてもプラ製ラップとの併用になりそう。ゴミが出る回数は減らせるかな?
【バイオマス】ポリエチレンレジ袋→バイオマスレジ袋
「バイオマスレジ袋」の定義は「バイオマスプラスチックを25%以上配合」されたモノなので、減脱プラアイテム。
レジ袋そのものを使わない、というのが一番なんですが、ゴミ袋として使い勝手がいいので現在も使っています。だったら、とゴミの量自体を減らす買い方を目指していますが、ゴミそのものを無くすのもまた土台無理な話。
結局、包装過剰じゃない商品を選びつつ、バイオマスレジ袋をゴミ袋にして、ゴミ袋ギュウギュウに詰め込んで捨てる、が私に出来る範囲。
紙袋をゴミ袋にすると言う方法も思い浮かんだもののコスパが低いので実践出来ないのがホンネ。私自身がゴミを出す量を減らせるようになった時には検討したいですね。
ムリのない範囲で実践することを常に心がけています
いきなり全てをプラスチックフリーにするなんてムリな話。それだけ私達の生活にプラ製品は浸透している。意識して脱プラを考えていないと、本当にあれもこれもプラ製に囲まれてしまうので、「プラかプラじゃないか」と考えて買い物することが大事だと思っています。これからも買い物の基準に「プラスチック製じゃないモノ」を考えて選んでいけるようにしたいです。
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家具14個のミニマルな持たない暮らし
2019年2月にも同タイトルで投稿した家具一覧の記事。見返してみると、1年前と結構変わってる部分もあったので新たに書いてみました。