【広島旅行】おりづるタワーと原爆ドーム

2019/11/11

比較的新しいランドマーク「おりづるタワー」。広島城へ行った後徒歩で南下して移動。おりづるタワーの展望台からの景色が良かった。すぐ隣には原爆ドームがあり展望台から見る事が出来ます。また天気が良かったのです宮島も見る事が出来ました。

おりづるタワー

2016年7月にオープンした新しい施設。1階にカフェと物産展、12階・屋上階に展望台。12階から1階に降りるにはスパイラルロープのゆるやかな坂道を下るか大人でも乗れる滑り台で降りる、ちょっと変わって方法で。天気が良いと展望台から宮島を見つけることも可能。訪問日は天気がよく宮島を見つけることが出来ました。

おりづるタワー

おりづるタワーの展望台

1階からエレベーターで一気に12階まで。屋上の展望台へは数段の階段を登った所。秋仕様のクリアドームも素敵でした。

広島城を9時台に訪れその足でおりづるタワーにやってきたので開店前に到着。朝一番で展望台に訪れたので他の人も居らず絶景独り占めでした。

エレベーター内

展望台

クリアドーム

おりづるタワーからの景色

道路を挟んだ隣に原爆ドームがあり展望台から望む事が出来ます。上空からの原爆ドームはあまり見た事がなく、貴重な眺めでした。また天気の良い日でうっすら宮島も確認。世界遺産の原爆ドームと厳島神社のある宮島2つを同時に眺められる貴重なポイントです。

上空からの原爆ドーム

原爆ドームと宮島

広島県物産陳列館

原爆ドームの被爆前の名称は広島県物産陳列館と言うんですね。すみません、今回おりづるタワーの展示品で初めて知りました。もう一つ初めて知ったこと。日本で初めてバウムクーヘンが製造販売(ドイツ人カール・ユーハイムが出店)されたのが広島県物産陳列館。あのデパ地下でよく見かけるユーハイムと繋がるとは全く気付かずびっくりです。広島がバウムクーヘンの発祥の地なのでお膝元でお土産を買っても良かったけど、ついついどこでも買えるからと買わす終いになっちゃいました。

昭和8(1933)年に産業奨励館と名称が変わる

広島県物産陳列館の絵画

参考バウムクーヘン、日本上陸100周年 | ユーハイム

スパイラルスロープ

12階から1階へ降りる方法は坂道になってるスパイラルスロープか大人でも使える滑り台があります。ゆっくり外の景色も見たかったのでスパイラルスロープで下りました。

スパイラルロープ

滑り台

原爆ドーム

小学生の頃家族旅行で訪れた原爆ドーム。うっすら記憶がある程度ですが、それでも以前と何となく違う?隣に居た団体観光客のツアーコンダクターさんが原爆ドームも老朽化して来ていると話していたのが聞こえ、なるほど、年数による劣化や台風などの影響もあって少しずつ姿形が変わって来ているんだと感じました。

ツアーコンダクターさん曰く、戦争の傷跡を残す原爆ドームをいつまでも保存せず逆に撤去する方が良いという意見もあるとの説明も耳にし、微妙な気持ちにもなりました。確かに開発が進んで近代化した街並みにここ一箇所だけずっと被爆の遺構が残ってるのもおかしいと言えばおかしいのかもしれないけれど、だからこそ後世に残す重要性もあり、現代らしいなかなか難しい問題だと感じました。ここに訪れるとやはり戦争と平和について改めて考えさせられます。

公式広島市 原爆ドーム

おりづるタワー

所在地: 〒730-0051 広島県広島市中区大手町1-2-1 →GoogleMapで開く
営業時間: 「展望台・物産館」10:00〜19:00(通常) 「カフェ」10:00〜21:00
定休日: 12月31日
展望台入場料: 大人1700円 中・高校生900円 小学生700円 幼児500円 折りづる投入100円(団体割等有り)
公式サイト: おりづるタワー HIROSHIMA ORIZURU TOWER

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