家計管理の見直しは固定費から。でも生活費も見直しが必要。目標は家計の黄金比率内に予算を収めること。項目別月予算がオーバーしない家計のコントロール能力を身につけることです。生活費の中でもいつも予算オーバーする「食費」の見直しと取り組みについて考えました。
家計管理が出来てるとは言えない実態
ファイナンシャルプランナー横山光昭氏提唱の「家計の黄金比率」を取り入れてから黒字で締め日を迎えられるようになったもののその実態は半分まやかし。黒字になるのは余裕のある項目から予算オーバーしてる項目にお金を回して帳尻を合わせてるだけ。
これでは家計管理が出来てるとは言えません。今すぐこの感覚を改める必要があります。どの項目も家計の黄金比率内に収めればベストですが、いきなり全項目見直しは難易度が高いので、毎月必ず予算オーバーしてしまう食費のコントロールから見直しの取り組みをはじめました。
まずは現状把握
FP横山氏提唱家計の黄金比率において、食費は全体の15%が理想比率です。私の場合、13%に目標設定しています。これがなかなか難しく毎月予算オーバーになってしまいます。
食費の内訳
食費扱いしてるもの
- スーパーの日常の食品
- 米、フルグラ、パン屋のパン、調味料など
- 外食費
食費扱いしてないもの
- 自宅用ドリンク代
- 百貨店の食べ物系催事
食費の問題点
- 米、フルグラ、調味料などまとめ買いで一気に予算オーバー
- 牛乳(加工乳ではない)にこだわってるので加工乳より割高
- 牛乳、ヨーグルト、カレ・ド・ショコラ、ヤクルトにお金がかかってるのは分かっていても毎日欠かせない必須食品
外食は月に1度もしない事の方が多いけれど、自宅でコーヒー紅茶の消費量が非常に多いです。また、牛乳、ヨーグルト、ヤクルト、カレドショコラは毎日摂取している必要不可欠な食べ物。食べないと調子が悪くなり、食費を占めてると分かっていても削減出来ません。
購入の際は大きな負担となるお米やフルグラ、調味料など。購入月は予算圧迫で相当厳しいです。本来なら積立予算で食費管理すべきですが、毎月予算オーバーして余裕のない現状では難しい方法です。
食費13%目標のための取り組み
自宅ドリンク代を趣味費に
家計の黄金比率における食費の理想比率は15%です。実は手っ取り早く15%に収める方法がありました。自宅ドリンク代を丸々カットする事です。ここを省くと完璧に15%に収まります。
そもそもコーヒー紅茶は嗜好品。食費扱いすべき項目ではありません。食費扱いをしていたのは趣味費(小遣い)に割り当てると他の事で趣味費を割けれないため。食費を削ってでも趣味費を確保したかったから無茶な設定をしていました。ここを改めコーヒー紅茶は趣味費扱いに。同時にドリンク代そのものを削減しました。
自宅ドリンク代削減方法
- ドルチェグスト定期便2ヶ月→6ヶ月に変更
- スティッコーヒーは月3箱まで
- ミルクティーは1日1杯まで(牛乳代・ティーバッグ代節約)
- 福袋は買わない
食品ロスしないまとめ買いと冷凍保存方法
使い切れず処分するのはもったいない行為。無駄遣いでもあります。正しい保存方法を知らずダメにした事多数。食材をダメにする事で自己否定にもつながり料理嫌いになる悪循環も。
食品ロスを防ぐため、まとめ買い、冷凍保存することにしました。
まとめ買いは買い出し回数を減らし余計なものを買う機会を減らすのが目的。コスパが高い業務スーパーが近所にあるので月2回ほど利用しています。
野菜、肉、パンなど傷む前に冷凍保存。基本買ってきたその日のうちに下処理して冷凍保存します。一度に大量に下処理するのは少し大変ですが、毎日毎食小まめに下処理するより断然楽です。
野菜はカットし、食材によっては茹でておきます。肉は一食分ずつラップで小分け。食パンは一枚ずつスライスしておきます。フリーザーバッグに詰めたら立てて収納するとたくさん入ります。
支払い予想金額ギリギリの所持金で買い物する
月初め、家計の黄金比率に基づき食費13%を袋分けした後、近所のスーパー、業務スーパー、その他食費の3項目に配分しています。近所のスーパー用は更に4等分。週2回買い物していますが、配分は1週間単位です。
今回このやり方に問題点があると気付きました。
1度目の買い物。余裕のある予算は余計な物を買っても金額不足にならない安心感でついつい買ってしまい。2度目の買い物は予算が心許なく翌週用から前借り。当然3度目(翌週)の予算も少なくなっているので前借りして・・・、少しずつ予算不足に陥り、結果予算オーバー。
支払額を把握出来ておらず、予算配分が出来ているとは言えません。家計管理をしていく上で「把握すること」はとても大事。購入品目、個数、予想額をシビアに計算・把握し、その分だけ買い物に持っていくように変更しました。
家計簿を付けてきたので多少価格変動はあるものの値段は把握済み。定番購入品は一覧にまとめておけばすぐに計算出来ます。
予想支払額ギリギリの所持金だと、必要以上の買い物は強制的に不可。節約、余計なものを買わない、我慢する精神、買い物コントロール力が身につきます。

過去の家計簿からリスト作ってみた
最後に
すぐさま節約成果が出るのは固定費の見直し。対して生活費は一回見直せば済む話じゃないから無理してストレスを溜めないよう少しずつ取り組みをアップデートして家計管理を引き締めていきたいです。
自分に合った方法を模索しつつ、アップデートしつつ頑張ります。結果は月1更新の日記内で触れると思います。
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