「フランス人は10着しか服を持たない」はファッションのみにあらず フランス人の「シック」な価値観を参考に取り入れたい10のこと

投稿日:2019/04/02 更新日:

この本、ワードローブの話だけではなく、フランス人の一本筋の通ったシックなライフスタイル全般について書かれています。シンプルでミニマリズムや禅にも通じるシックな価値観は是非とも参考にしたい。「フランス10着」をベースに他の読了本からも参考に日々の生活に取り入れたい10個を書き出しました。

本の概要

この本はアメリカ人著者ジェニファー・L・スコット氏が学生時代、パリの貴族の末裔一家(仮名シック一家)にホームステイした時、マダム・シック一家の暮らしと自分の暮らしの価値観の違いに大きく人生観が変わったことが書き綴られています。

著者はそのフランス人の価値観を「シック」と表現しています。

「フランス人は10着しか服を持たない」はファッションのみにあらず

この本は「Part1 食事とエクササイズ」「Part2 ワードローブと身だしなみ」「Part3 シックに暮らす」と衣食住全体について構成されています。

翻訳者神崎明子氏もあとがきで「シックと言うのは人や物の外見だけでなく、ライフスタイルや生き方、暮らし方、心の持ち方までも表現する言葉なのだ。」と書かれています。

しかし日本ではこの本が出版された頃や今でも、こんまり流お片付け術や断捨離、ミニマリズムの影響もあってか、「フランス人は10着しか服を持たないって本当?」とそこだけが注目されがちのようです。私もこの本を読むまでワードローブの数のことだけを指したものだと思っていました。しかし著者が伝えたいのはそういうことではない。フランス人の小さな幸せを日々楽しみながら生活しているその価値観そのものが衝撃的でお手本にすべきだろうと言っています。

読んだ感想

ミニマリズムに通じる

翻訳の影響もあるかもしれませんが、ミニマリズムや禅に通じるものを感じました。実際ミニマリストという言葉が出てきたりしますがこの本全体ではその価値観を「シック」と表現しています。フランス人はシックなんです!

読書が楽しい本の相互関係性

アメリカ人の著者だけど、この前読んだ枡野俊明著「片づける禅の作法」「禅と食」、ネルケ無方著「読むだけ禅修行」、小倉明子著「私が最近弱っているのは毎日「なんとなく」食べているからかもしれない」、地曳いく子著「服を買うなら、捨てなさい」、土井善晴著「一汁一菜でよいという提案」など、あらゆるジャンルの本と内容が似通っていた事実が面白かったです。

素敵なライフスタイルは本のジャンルや人種、職業や性別、年齢に関係なく、全てが繋がっているのだ、と。例えば「五感をフルに生かす」と「フランス10着」に出てくるけれど、小倉明子氏の「なんとなく食べている」にも出てきたり。本同士の相互作用が働いて他の本への分かりみにも良い影響がありました。

本を読んで実践したいこと

ミニマリズムや禅にも通じるフランス人の「シック」な価値観はぜひ参考にしたい。ということでこの本や今まで読んできた本から日々の暮らしに取り入れたい事10個を書き出しました。

1. 食事に集中する

ながら食事しない。ウチはテレビがないのでテレビを見ながら食事はしないと言うか出来ませんが、スマホをいじりながら食事していたのを一切やめるようにしました。

僧侶でもある枡野俊明氏やネルケ無方氏の著書でも食事も全て修行であり、全力で取り組むこと。料理研究家の小倉明子氏著書でも食事は本能であり唯一人様に見られる本能である、と。

だからこそ適当に食事をしているようなら正すべきだと思いました。

2. 一口サイズを小さめに

最近小食になり、ダイエットや間食しないためにも一口サイズを小さくする必要があるかな、と。「なんとなく食べている」でも食事中の会話を大切にするため一口サイズを意識すべきと書かれています。私の場合一人で食べることが多いので一口サイズの理由は別になりましたが。

今使ってるスープストックトーキョーのスプーンフォースープがちょうどいいサイズ。これまでカイ・ボイスンのディナースプーンを使ってきましたが、スープをすくう量が多く一口が大きくなってしまいます。一瞬で食べ切って満足感を得る前に食べ終えてしまう早食い大食いの防止にも、小さいスプーンでゆっくり食事を味わいたいものです。

スープ生活に合わせて Soup Stock Tokyoのスープ専用スプーン「Spoon for soup」を購入しました

スープストックトーキョーで使われているスプーンが本当にスープによく合う。最近家でスープを頻繁に食べるようになったので、使いやすいスプーンを手に入れるため買いに行って来ました。

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3. テーブルマナーを身につける

「フランス10着」では「ものを食べる時は食べることに意識を集中するべき。それには洗練されて礼儀にかなったマナーが必要だ。」と書かれています。

テーブルマナーについて真っ先に思い出したのが「なんとなく食べている」で書かれていた「マナーの中で唯一、本能と直結するものです。加えて、人に見られる唯一の本能であるもの。どう食べるかはその人の人生に深く関わってくるんです」と言う部分。

テーブルマナーはその人の生き方そのもの。集中して洗練された食事を楽しむために食べ方も上手になりたい。

少し話は逸れますがある日、きな粉ボールを食べたらきな粉がポロポロこぼれてしまいました。いつもティシュを使ってテーブルのこぼれたものを拭き取っていたけど、ふと「これはテーブルマナー違反なのでは?」と。だってちっともシックじゃない!

そう思ってしまったら、もう食事にティッシュを使う事をためらうように。カフェで使うペーパーナプキンを使うべきだろう(テーブルの拭き取りにはあってないかもだけど)。でもペーパーナプキンは使い捨てだからエコじゃない。と言うかティッシュもエコじゃない。フランス料理とかレストランだとナプキンって布製だよね?そっちの方がエコでシック。

という事でテーブルナプキンの購入を検討中。お気に入りのテーブルナプキンが手に入るまではエコではないけれどペーパーナプキンを使う予定です。

ある日の食卓にのぼった問題のきなこボール

業務スーパーで購入したよくカフェなどで見かけるペーパーナプキン

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欲しいのはオーチャード(パラティッシ柄)のリネン製テーブルナプキン。だけど人気すぎてどこもすぐ売り切れに

4. 食事の会話と口調に注意する

私は無口で沈黙が好きなので自分から喋ることは少ないけど、聞き役時ネガティブな愚痴ばかり聞くとやっぱり萎える。特に食事が好きなのに愚痴など聞かされると食事が楽しめなくなり不味くなる。シックに対応するには話を流すのが良いんだけど、私はげんなりしちゃうから「そういう話は今やめて」とキッパリ言っちゃうかな。身近な人にもマナーをもって接しようと「フランス10着」でも書いてるけど、その辺り上手くなりたいものです。

5. 間食も味わって食べる

一日三食の食事を大事にするフランス人はほとんど間食をしないそうですが、流石にきっぱりさっぱり間食断ちは難しい。

間食の何が悪いかって、口寂しさを埋めるためやストレス発散についつい何気なく手が伸びること。本当はお腹が空いてるわけじゃないのに口に含む行為で満足感を得ようとすること。

だから私はついつい何か口に入れたくなったらまずはコップ一杯の水を飲むようにしました。口にさえ含めれば一旦は満足するから。

それでも作業に集中した後どうしても甘いものを補充したくなったりする。そういう時は質の良いもの、もしくは小さい一口サイズの物を食べるようにしています。

間食を無意識に摂るのではなく、間食もまた真剣に集中して食べること。例えば季節を味わう。5月の端午の節句には柏餅やちまき、秋なら旬の栗を使ったモンブラン、冬ならいちごスイーツなど、期間限定商品を季節感として楽しみたいところ。ひょいひょい何気なく口に運ぶのではなく、間食も味わって食べるのなら私はそれでいいと思います。

6. 一人でもテーブルセッティングする

一人暮らしでもテーブルセッティングはするようにしています。まあSNS投稿目当てが習慣化しただけなんだけど。ダイニングテーブルはMac作業や読書や色々兼用せざるを得ないので、そこで食事する際はトレイを使うようにしています。

ただまだ未完成で先にも述べたようにテーブルナプキンは必要だし、カトラリーレスト・箸置きを持ってないので揃えたりする必要はあるので少しずつ取り入れていきたいです。

トレイを使用して食事としてのダイニングテーブル使いに意識を集中

7. パジャマ・割烹着を買う

パジャマの代わりに楽なトレーナーを着用しているんだけど、「フランス10着」を読んで寝るために作られたパジャマって素敵なんだな、と考えを改めました。特に著者も愛読しているポアロのパジャマやガウンの話は確かに素敵だと思いました。「服を買うなら」でも書かれていたけど、家にいるときこそ、一番長くいる場所にこそ良質な物を取り入れたいです。

家にいるからと言ってボロボロの服は着てはいけない(流石に着てないけど)。家でもきちんとした服を。そしてそういう服で家事をする時はエプロンを着用する、と「フランス10着」に書かれています。

私はエプロンより割烹着派で無印良品のリネン製割烹着を持っていますが、汚れても気にならないお手軽アイテムだけど、それを着て気分が上昇するかと聞かれたらいいえと答えてしまいます。便利だけどおしゃれではないかな、と。

そこで色やデザインが元気な北欧マリメッコの生地の割烹着が欲しくなりました。でもエプロンは売ってても割烹着はないよね(苦笑)? ハンドメイドを考えついたけれど普段ハンドメイドなんてしないので敷居が高すぎます。結局検索してみたら、北欧ムーミンの割烹着があり、これだ!と思いました。色もビタミンカラーだし北欧ムーミン好きだし、割烹着だし!!

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鈴木マサル氏デザインのかわいいムーミンテキスタイル割烹着

8. 教養を身につける

ゴシップ系を見ない読まない。スマホでTogetterを見るが面白かったけど、攻撃的、人を蔑んだ内容などもあって精神衛生上良くないから、とブックマークから外しました。

読書も大事。これからも読書強化したいです。

フランスでは初対面の人に職業を聞くのは良い顔されないらしい。日本でもよく会話の糸口に職業や出身、プライベートな事まで聞いたり話したりするけど、私自身あまり良い気はしなかったし私も気をつけようと思います。まあSNSでだいぶさらけ出しちゃってるけど。

9. 語弊を豊かにする

本を読んで語弊を豊かにしたい。身につけるには時間がかかるだろうけれど、しないよりするほうが断然大事。

語弊を豊かにするとは違うけれど、面白いと常々思っているのがお寺の掲示板の言葉。真面目な内容からくすっと笑ってしまう内容まで住職(だろう)が書いた言葉はなかなかおもしろい。街中でお寺の掲示板を見かけたら目にとめて読むようにしたいです。

10. スマホ時間を減らす

私はすでにテレビは手放しているのでテレビをダラダラ見ることはない。Huluなども加入しているのにほとんど観ていない。けれどスマホをいじってる時間はすごく長いのでここは要改善。

最後に

今年に入ってから読書するようになりましたが、やっぱり本を読むって大事だし何より楽しい!知らないことを知れる良い機会です。

そして最近は特に読むインプットだけで済ますのではなく、読んで行動するアウトプットの方が大事と言われています。こうしてたくさんの本を読んだことを自分なりの言葉でまとめ実践しようとすることは大切な行為で、飽きずに続けられるよう精進したいです。

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