大きな被害をもたらした台風21号。大阪南部の実家では約18時間停電に見舞われました。実家から聞き取りをして、今後、大規模停電への備えについてまとめました。
【台風21号】停電18時間
2018年の台風21号は各地で停電が発生しました。
私の実家でも約18時間もの長時間停電。携帯電話を持ってない実家と連絡が取れず大変心配しました。
いざ被災すると予想外なことが発生したり、備えが不足だったりしたようです。
長時間の停電被害で困ったこと
被災した実家からの聞き取りと、私自身が感じたことをまとめました。
連絡が取れない
私が一番困ったのが、連絡が取れないこと。実家の状況がわからず、とても心配しました。
実家では、携帯電話・スマホがありません。連絡手段がなく、とても心配しました。
トイレ問題
実家ではすべてに困ったようですが、一番困ったのがトイレ周り。
自動トイレなので、まずフタが開かなかったのが問題。無理に開けようとすると壊れそうな音がして開けるのに躊躇したとか。
結局は開けられたようですが、開けるだけにかなりの時間を要したようで困っていました。
また、トイレの水を流す方法をすぐに思いつかず困ったようです。
キッチン周りが全滅
IH、オーブンレンジ、電気ケトルなど停電で使えず、料理ができないから非常食でしのいだようです。
実家では冷蔵庫の中にはあまり入ってなかったので、さほど問題ではなかったようです。
とにかく暑い
真夏の停電です。エアコン、扇風機なども使えず、涼しい場所を探して過ごしたようです。
台風だったので窓を開けっ放しにすることもできず、涼しい場所を探すのも一苦労だったよう。
部屋が暗い
広範囲停電のため、どこもかしこも真っ暗。
防災用ライトを備えていたけれど、光源が小さく、生活を送るには不便な明るさだったようです。
一番明るいと感じたのは、お向かいさんの車のヘッドライトだったそう。
また、実家のリビングの雨戸シャッターは自動開閉タイプ。
台風のため閉じておいたおかげで、飛来物からは防げたようですが、リビングは真っ暗。これも大変不便だったようです。
【まとめ】停電への備え
防災グッズを備えていても、被災すると困ることがたくさん出てきます。
停電への備えをまとめました。
災害用伝言ダイヤル「171」の使い方を知っておく
今回はじめて利用した災害伝言ダイヤル。
音声ガイダンスに従えば使い方に迷うことはありません。
しかし、存在そのものや電話番号を知らないと使えないので、「171」は覚えておきましょう。
複数の情報収集ツールを備えておく
スマホやネット以外の情報収集ツールを備えておきましょう。電池・充電・ソーラー式のラジオがあればいいですね。
実は今回、私が一番やきもきしたのは、情報が入ってこなかったことです。
実家と連絡が取れないだけでなく、電気会社のサイトがシステム障害で、停電情報が把握できませんでした。
本当に停電してるのか別の理由で連絡が取れないのか分からず心配しました。
結局一番の情報源はツイッターの地元ユーザー。地元ユーザーが停電してるとつぶやいていたので、本当に停電してると知れました。
台風・停電の備えを再点検を!
被災すると普段通りの暮らしができないので、代替案はいくつか備えておきましょう。
台風はある程度予測できるものなので、慌てず備えをしっかり行いましょう。