「上級救命講習」で実技中心の救命講習を学ぶ

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上級救命講習

「上級救命講習」では、「普通救命講習Ⅰ」の復習とより深い内容を実技で学びます。

目次

上級救命講習の全体的な内容

参加対象者

大阪市内に居住している、市内の事業所に勤務している、市内の学校に通学している者(原則として中学生以上)。

講習内容

普通救命講習で学ぶ心肺蘇生(胸骨圧迫、AED)に加え、気道異物の除去方法、回復体位、簡易担架の作り方、三角巾の使用方法を実技で学びます。

講習は9:30〜16:30までの一日掛りで、実技テストとペーパーテストがあります。

午前は普通救命講習Iで学んだことと同様のものです。

実技テスト後の気道異物の除去や三角巾の実技はテスト内容には含まれず、実際に経験してみることを目的とした内容です。

テスト内容

3分程の心肺蘇生(胸骨圧迫・人工呼吸・AED)の実技テストと10分程の丸バツペーパーテストがあります。

実技テストは約2分間胸骨圧迫と人工呼吸を繰り返し、AEDを開始する手順で、手順やグラフデータを元に合格ラインかどうかチェックします。

ペーパーテストは引っ掛け問題に対して丸バツで回答します。合格ラインは80点以上。

合格ラインはありますが落とす事が目的ではない為、合格ラインを下回ったら修了証が貰えない、ということはありません。きちんと復習しましょう、と言う意味合いのラインです。

参加してみた感想

全体的な感想

普通救命講習Iを受講した際は学生さん方が半数占めていましたが、今回は男性比率が高かったです。

スポーツインストラクターのようななかなかガッチリした体格の人や、会社の研修目的のような方、私のように習っておこう的な雰囲気の人もいました。

座学より実技に時間が割り当てられていました。短い休憩時間は随所に設けられ参加人数等によっては結構な休憩時間をもらうことになるかと思います。

実技の感想

胸骨圧迫・AEDの実技は普通救命講習Iで一通りやり方を学んでいたので復習感覚で学べます。

気道異物の除去、簡易担架、回復体位、三角巾は実技テストはなく、実技として習いました。

気道異物の除去は成人・乳児の訓練用マネキンを使用し、回復体位・三角巾は参加者同士をモデルにして学びます。

女性が成人に対する気道異物の除去はめちゃくちゃ力が必要で、なかなか大変だと感じました。

テストについての感想

実技テストは体力勝負でした。胸骨圧迫と人工呼吸を2分続けると体力をかなり使いヘトヘトになります。

ペーパーテストは引っ掛け問題を丸バツで回答します。基本的な問い掛けで5分程で解けますが、意地悪なほど細かい引っ掛けがあり、私もいくつかは手を止めて考えてしまいました。

矢印部分が人工呼吸失敗部分でグラフに現れず

最後に

上級救命講習はともかく普通救命講習Iの受講をオススメします。

胸骨圧迫・人工呼吸・AEDの使い方の基礎が学べ、座学では動画解説が多く分かりやすかったです。

上級救命講習はより細かな内容を含んでいるので本当にきちんと学びたいなら上級救命講習もオススメですね。

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